 |
 |
神から与えられた自然の芸術品
木質素材の最高峰、バーズアイメープルはまさに銘木。大理石は言うに及ばず、その輝きはダイヤモンドにも劣らないとまで言われています。その魅力を言葉で伝えることは私にはとてもできませんので、ある研究者の論文をご紹介させていただきます。
|
|
|
見つけ方
|
|
|
バーズアイメープルが銘木として高い評価を得たために、1930年代には多くの人々が接木によって人工的にバーズアイメープルを作り出そうと試みたことがあった。もちろん失敗に終わったけれど。現状では、バーズアイを探すためには数少ない専門のガイドに頼るほかは無い。
バーズアイそのものが非常に小さなものであるうえに、バーズアイがあることを示す小さなくぼみも木の表面から1インチほど中に隠れていることが多く、広大な森林の中でそれを見つけ出すことは、まさに砂漠で一本の針を探すようなものである。 |
ただし、メープルシロップを採取するときに見つけられることがある。バーズアイに見られる小さなくぼみは木の成長とともにある程度まで大きくなり、時には樹皮の表面にまで達することもある。もしそのくぼみを見つけることができたら―めったに無いことだけれど―そこが隠された財宝のありかである。
一つだけ言えることは、バーズアイメープルを求めて森に行くのならば、窪地や谷間、あるいは山の北西の斜面を調べるべきだということである。そんな若木にとって育ちにくい場所がバーズアイを育む絶好の環境であり、逆に言えばそのような場所があるかどうかがバーズアイの存在を示す鍵となるのである。 |
|
|
| |
